品質管理

向井 祐一

2008年入社 中途入社
安全管理部 環境指導課
(現:柏支店 工事課)

大東建託の品質・安全管理を担う仕事

私の所属している環境指導課では、1件1件の工事においてコンプライアンスや建設業法が適正に遵守されているかどうかのチェックをおこなっています。たとえば、工事現場に適切な技術者が派遣されていることを確認したり、現場で管理される施工体制台帳という帳票の整備状況をチェックして、支店にフィードバックするのも私たちの仕事です。当社から取引業者様に発注した工事は、さらに二次・三次業者様へと発注されることもあるのですが、その契約内容が建設業法に記載のある14項目に則しているかを確認。不備があれば支店に指摘して、協力会社様へ指導してもらいます。建設業法は、発注者であるお施主様の保護、そして建設会社の健全な育成のために定められた法律です。元請けである大東建託は、それを管理、指導していく立場にある。協力会社様は何千社といるのでものすごい数になりますが、抜け漏れが許されない仕事ということもあり、責任を持って改善に努めています。

自分の力を試したい、という想いで転職

もともとは現場に出ていた人間なので、今の仕事は新しく覚えることが多かったですね。はじめは地元の愛媛にある建設会社で現場監督を4年。その後大東建託に転職し、愛媛や岡山の支店で6年間同じように現場監督をしていました。前職では、任される仕事の領域が狭かったため、今後の成長に不安を感じていたんです。大東建託という大きな会社で、自分の力がどれくらい通用するのか。さらに実力主義という社風の中でチャレンジしたくて、入社を決めました。やっぱり、全然違いますね。多種多様な物件があるのでいろんな経験が積めますし、一人で現場を任せてもらうことで、自分の采配一つで現場が変わっていくという大きな責任を担うことになる。とてもやりがいを感じられる環境です。何よりも目に見える形で評価されるのが嬉しいですよね。そして今、品質管理・安全管理の視点でさらに幅広い知識を得ることができる環境にいる。成長できているなという実感があります。

日々の実績が認められて、本社へ異動に

現場から今の部署への異動を聞いた時は、驚きましたね。最初は、なんで私が!?と思ったのが正直な気持ち。でも、部長が推薦する社員の中から上層部が決定するということ、人間的にも仕事の面でも認められた人が選ばれるということを聞いて、せっかく期待してもらっているならやってみようと思ったんです。選んでもらえたポイントは、与えられた仕事に責任をもって、取りこぼしがないように一つ一つやり遂げるという意識なのかなと思います。任された現場で、問題なく工事を進めて完成させることができたという点を評価していただけたのであれば嬉しいですね。田舎育ちですから、都内での生活に不安があったんですよ。でも、本社に異動できる機会はなかなかないですし、1,800人くらいいる工事課の中から選んでもらえて、これは貴重な経験ができるなと前向きな気持ちになったのを覚えています。今では妻も含めてすっかりこっちの空気に慣れて、快適な生活を送ることができています。

法律と現場を熟知した、工事現場のプロになる

環境指導課に配属になって、自分の知識力の低さを目の当たりにしました。日々、新しい気づきばかりなんです。支店から頻繁に問い合わせがあるのですが、法律にも関わるところなので、絶対に間違った回答はできません。一つ一つ調べながら、正確で過不足のない答えを返していく。身の引き締まる思いです。そして、こうした環境の中で働いている周りの方々のレベルの高さにも圧倒されるばかり。だからこそ、負けてはいられない!という刺激をもらえていると思います。今、こうして本社で知識や業務の幅を広げる経験をさせてもらっているので、次はまた現場に戻ってこの経験を活かしていきたいですね。支店のメンバーにフィードバックしていくことで、全体のレベルアップにつなげていく役割も果たしたいと思っています。法律だけでも現場だけでもない。幅広い視点から工事を極めていくことが、現在の目標です。

ある1日のスケジュール

TIME SCHEDULE

不安だった都会暮らしですが、最初に住んだのが千葉の社宅で、環境が愛媛とあんまり変わらなかったということもあって、妻も安心して過ごせたみたいです。今はマンションを購入して、通勤も快適。子どもがまだ小さいので、一緒にお風呂に入ったりと家族の時間も大切にできていますよ。

社員インタビュー

INTERVIEW WITH SENIORS

お客様一人ひとりと密度濃く関わり、信頼関係を築いていく。
プロとして仕事の質にこだわり、お客様から「ありがとう」という言葉をいただく。
このような環境で、一緒に頑張っていただける方を、大東建託は求めています。